行政書士の難易度を知るには、まず試験の仕組みから! 

行政書士試験の難易度の秘密を、まだこの資格に興味を持ったばかりの人が知りたいなら、
まず試験がどのように開催されているのかを確かめることからはじめたほうがいいでしょう。

1.行政書士試験の日程
試験開催日:毎年11月前半の休日
試験時間:13時~16時
試験申込期間:毎年8月初めから約ひと月

※このことからも推測できますが、行政書士の試験では最短でも2ヶ月前から受験の準備はすることになります。

2.行政書士試験の問題・科目
・法令科目
問題数:46題
科目の内訳:「基礎法学」「憲法」「行政法」「民法」「商法」

・一般知識課目
問題数:14題
科目の内訳:「政治・経済・社会」「情報通信・個人情報保護」「文章理解」

・出題形式
「択一式」+「記述式」
※「択一式」は、5択問題がほとんどですが、一部に「多肢選択式」も含みます。
※「記述式」は、法令科目の一部のみで実施されます(40文字程度で2問解答します)。

3.行政書士試験の合格基準
次のすべてをクリアしないと合格できません。

 

  • 法令科目で、50パーセント以上の正解を出している
  • 一般知識課目で、40パーセント以上の正解を出している
  • 両科目を合わせて、60パーセント以上の正解を出している
 

 

※試験実施後に、受験者全体の出来具合を考慮して、合格基準が一部わずかに緩和されるケースはあります(とはいえ、そんな事態を受験者が最初から期待するのは厳禁です)。

※参考例として、平成24年度の試験について語りましょう。法令科目は、全46問で244点、一般知識課目は、全14問で56点でした(両科目合わせると、全60問で300点でした)。したがって、法令科目は、122点以上、一般知識課目は24点以上、両科目合わせて180点以上が合格のために必要だったわけです。

さて、ここまでのデータを相互するとどんなことがわかるでしょうか?
  • 行政書士の試験では、試験範囲全体でなるべくバランスよく点数を重ねられたほうが有利(受験勉強の際は、苦手分野をつくらないほうが有利)
  • わずか3時間で300問を解く以上、迷っている暇はまったくない(すらすらと解いていくような対策が必須に)
  • しかし、選択式問題が多いため、速読を読み間違えずに行う必要がある
そして、こちらのページ で書いておきましたが、合格率の数値からわかることとして、
  • 試験の難易度は、この数年はかなり近い数値に収まっている
ということがありますね。しかし、合格基準は最初から発表されています。あとから調整が入る可能性はありますが、これらの事実が意味することは、
  • 試験全体の問題は、「最初から」合格のための材料が織り込まれている
ということになります。

→ 難易度無関係に行政書士試験に合格できる勉強法