行政書士に独学で受けると、はたして難易度は? 

行政書士の難易度がよく話題になっていますが、さて独学で受けるとなるといかほどに上がるでしょうか?

行政書士の合格者の中における独学者の数を正確に調査できた人はおそらくいませんが、(独学受験はわりと多い、なんて意見もありますが……)結果として行政書士の独学合格者はたいして多いとは考えにくい事情があります。

1.合格者の中に独学者が多いという情報もあるものの、真相は微妙
行政書士の受験者の多くが、毎年のようにあちこちのスクールや通信講座に申し込んでいます。その中には、合格者数や合格率がどれくらいなのかを公表しているところもありますね。もちろんそれは自信があるから発表しているのですが、そうした通学・通信講座出身の合格者を集計すると、間違いなくかなりの人数になるはずです。
それを踏まえると、毎年の行政書士合格者には完全な独学者は少数でしょう。「途中まで独学だったものの、あとからどこかの講座を少しでも利用した人」を含めると非独学の合格者はかなりの数になるはずです。

2.スクールに通ってすら不合格の危険は大きいという事実
もうひとつ興味深い事情は、そんなスクールを使っていても、不合格になる受験者が信じられないほど多いことです。講義を受けていても落ちてしまうのですから、独学となるとさらにハンデは増えてしまいます。完全な独学では、誰にも教われず、誰にも助けてもらえないのです。

3.最新の行政書士試験の特性を知るには、独学では難しい
こちらのページ でもふれていますが、行政書士の難易度は全体としてはあまり上がっていないものの、問題の一部が専門家、難問化していく可能性はかなり今後とも高いといえます。
しかし、そこまで踏まえた対策ができていれば、それほど恐れる必要はありません。そのためには結局、独学ではなくてしかるべき最新の受験対策を利用できる立場になることが前提となるでしょう。

4.総評
独学は、確かにメリットがありますね。

  • 費用があまりかからない
  • 通学に時間をとられない
しかし、独学でのチャレンジは本当に至難の業です。
通学はともかくとして、通信講座であれば費用が比較的安めになる講座もありますし、時間もかかりません。最近は教材も進化し、スクールに匹敵するレベルで指導してもらえます。

独学のような自由な勉強法に食指が動いていた場合は、一度通信講座を使って行政書士を目指すことをオススメします。

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